フランスアンティーク&ブロカント雑貨 | メゾン・ヴィヴィエンヌのフランスアンティーク物語

juillet 2016

アンティーク好きな皆さまならきっと「ジゴ袖」を知っていらっしゃることでしょう。


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しばらく前に世田谷美術館で開催された
「ファッション史の愉しみ」展でも紹介されていましたが
(ブログ記事はこちら→”ファッション史の愉しみ展行ってきました”)
1830年代と1890年代にフランス社交界で流行した
「羊の脚のように」膨らんだ袖のことです。



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1833年~1922年まで発行されたジュルナル・デ・ドゥモワゼルに掲載された
ジゴ袖のファッションプレート

19世紀をとおして、女性の衣装は大きく分けて5回変化しました。

1820年ごろまでの直線的なシルエット
30年代のロマンティック・スタイル(→この時ジゴ袖が流行る)
40~60年代のクリノリン・スタイル
70~80年代のバッスル・スタイル
90年代のS字型シルエット(再びジゴ袖が流行る)

今の時代もそうですけれど、
ボトムスのシルエットがシュッとおとなしい時は
トップスにボリュームが出ることが多く
ボトムスにボリュームがあるときは(クリノリン・スタイルやバッスル・スタイル)
トップスはスリムだったりするわけですね。

(上下ともピタピタ・ゆるゆるの流行もありますけれど・・・)

このファッションプレートには上半身しか描かれていませんが、
ジゴ袖のときのスカートは朝顔をひっくり返したようなシルエットでした。

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ストライプX花柄のとてもお洒落なカルトナージュもこの時代からあったのですね。

刺繍やレースがふんだんにあしらわれたドレス、ため息が出ます・・・


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花籠柄のテキスタイルを使い
ピスタチオグリーンのリボンをかけたとってもお洒落なバッグ。
これが、150年~200年ほども前のものだなんて。
パリがファッションの中心というのも頷けます。

色合い(ラデュレみたい)もとてもモダンで素敵。





実際にご覧いただけないのが残念ですが、是非下記リンクよりご来店くださいませ。

商品ページ  ↓

【希少】フランスアンティーク1830年代または1890年代のジゴ袖のファッションプレート



*ファッションの流れに関しての記述は「ファッション史の愉しみ展」図録を参考にさせていただきました






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お待たせいたしました!

コラン三姉妹の末子ロール・ノエル(1827~1878)のファッションプレートのご紹介です。
(”ノエル”は結婚後の姓です)

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ロール・ノエル ファッションプレート1 


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ロール・ノエル ファッションプレート2


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ロール・ノエル ファッションプレート3



DNAというのは不思議ですね。
まったく親のそれとは無関係の才能が花開く場合もあれば
コラン三姉妹のように画家であった父親の才能を3人姉妹のすべてが受け継ぐ場合もあるという・・・

上の3点はロール・ノエルの原画による銅版画ファッションプレートです。

すでに長姉エロイーズ・ルロワとアナイス・トゥードゥーズ、そしてアナイスの娘イザベル・トゥードゥーズの版画は1点だけ買付けられましたが(販売済)、ロール・ノエルのものは未発見でした。

買付時は、ここに行けばこんなものが見つかる・・・と見当のつく場合もありますが、そうでない偶然の出会いも多いものです。

ロール・ノエルを見つけられたときは、連れ帰って他の姉妹の作品と一緒に当店でお預かり出来る喜びに胸が躍りました。

この3点はA4くらいの大きさですので、額装してもあまり大げさなサイズにならないので、エントランスやパウダールーム、レストルームなどに飾っていただくのに最適です。


この機会に是非、お姉さんのエロイーズ・ルロワやアナイス・トゥードゥーズの作品もご覧くださいませ。


http://www.maisonvivienne.com/SHOP/160620/229471/list.html








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ニースとはご縁がありまして、
今までも何度か行っていますし
友人・知人がいますし
今後も行く予定でしたし
「海外で住みたい街」のトップです。
ニースだけでなく、ニースから日帰りで足をのばせる
あの辺一帯の空気がなんとも好きで落ち着くのです。


パリとその近郊はいまちょっと通過しにくいので
(街中に滞在するのは大して怖くないのですが、空港やターミナル駅を今は通りたくないかも・・)
次回買付はパリの空港を通らない便でニースに行って
その近郊をまわって買付しようと思っていたところでした。


買付以外に毎年夫と行っていたヨーロッパ旅行も夫の意向で今年は無しです。


気になっていた友人・知人の無事は確認できました。
ニース在住の知人はIT関係なので、いち早くFACEBOOKに無事のサインを出していました。
もうひとり安否が気になったのはとても大切な友人で、
普段はコルシカに住んでいますが時々実家に近いニースに行きますし
ニース旧港近くのアパルトマンに時々行くようだったので
すごく気になっていました。


でも、今はコルシカではバカンスシーズンなので
本業が忙しくて(シャンブル・ドットを経営しています)
ずっとコルシカにいるので無事のようでした。
ニースに居たところで、海岸に花火を見に行きそうな人ではないけれど・・・


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(2006年夏に要塞の上から撮ったBAIE DES ANGES 天使の湾 の写真を見つけました 私の愛する、こんな平和な場所で・・・絶句です)

プロムナード・デ・ザングレとその近辺には
ホテル・ネグレスコを始めとした大小のホテルが並んでいて、
世界中から観光客が訪れます。
ちょっと、夕涼みがてら歩いて行ってみようか。という感じで
気軽に花火見物に出かけたニースに初めて来た観光客がたくさんいたと思います。
とてもリラックスした雰囲気の、素敵なところですので
あんな場所でそんなことがまさか・・と皆さん無防備だったに違いありません。
アラブの富豪もたくさん訪れるニースですので
イスラム教徒も犠牲者に含まれるのではないでしょうか。

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(海岸からプロムナード・デ・ザングレ方向を見たところ)


悪い連鎖が続いていて、先行き不透明な世の中になりましたね。
少し前まではこんな物騒な世の中ではなかったのに・・・
日本でも変な事件が多発しています。
物を大切にしない世の中になって久しいですが(アンティーク屋としては困ったことです)
人を大切にしない一般人がこんなに出没して、本当にどうしたものやら・・・


この機会に南仏の写真がいろいろ出てきましたので、
ニースやその近郊については近々また記事にしようと思います。
今日も日本は暑くなりそうですが、どうぞ皆さまご自愛くださいませ。



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